小葵花中国語 in 常熟

好好学习天天向上
　　意味は「好き好き勉強、天まで昇れ」かな？ブー！
昔の中国の小学校の黒板の上によくこの標語がかかっていましたよ。この「好好」は「良い」ということではなく、どんな風に”好”か？つまり「しっかりと」という意味です。「しっかり勉強し一日一日向上しましょう」ということですね。
前回の勉強で、形容詞の本来的な意味は「性質」を表してモノ･コトを比較･分類することと言いましたね。でもそうなるともう一歩その「性質」が「どの程度」かまたは「どんな風」かということを表現したくなります。それが「状態形容詞」でした。

性質形容詞がどのように進化して状態形容詞になるかというと、

常熟小葵花（AOI）中国語教室は本日、会社創立一周年を迎えることができました。


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少し暑さが戻ってきましたね～。
”今天热，昨天凉快。”は正しいいい方です。
けれど「今日は暑い」は“今天热。”は間違いで“今天很热。”のように必ず程度を表す副詞が必要と習いますね。そして　この“很”は「とても」の意味はあまりなくて単なる“かざりの很”　などと呼ばれます。と思いませんでしたか？実は全然変じゃないんです。
例えば朝会った時と言われても女の子は嬉しくないです。「昨日は私ブスだったのかしら？」と思ってしまいます。やっぱりの方がうれしいですよ。（みなさん注意）上の“很”もそれと同じようなものだと考えてください。
そもそも「形容詞」というのは”本質的にモノ・コトの性質を表す”ものです。性質を表すためには、当然他のものと「比較して分類」しなければ性質は表現できないでしょう？
だから「今日はきれいだね。」と言えば「昨日は？」という比較が想起されるんです。この比較・分類を抑えるのが「とても」の役割だと考えましょう。
実は中国語の形容詞には上の性質を表す「性質形容詞」ともう一つ、モノ・コトの状態を表す「状態形容詞」というのがあります。これを使えば比較の必要はなくなります。実は”热”は「性質形容詞」、”很热”は「状態形容詞」になるのです。
程度副詞＋性質形容詞＝状態形容詞性質形容詞だけでは比較・分類の意味合いが強すぎるので”今天热。”だけでは文が終わらない。だから程度副詞をつけて状態形容詞化しないと「今日は暑い。」という表現ができないのです。そこでいちばん無難な“很”というのが「状態形容詞であることを示す単なるしるし（マーカー）」として選ばれたんだと考えると、納得いきますね。

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